2017.08.16もこぼっくすコラム

『算数でつまずく3つの単元とその解決策について』

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こんにちは。

松山市鷹子町にある学習塾fatalita(ファタリタ)塾長の末田健人です。
大学院で英語科教育を学んだ後、塾講師、特別支援学級担任を経て現在は学習塾の経営をしています。

今まで多くの子どもたちの指導にあたってきましたが、どの教育現場でも「なぜ勉強するのか」を問いかける機会が圧倒的に少なく、勉強の意味を見失ってる子どもがたくさんいることに気づきました。

子どもたちの夢から勉強する意味や目的を導き出し、目的意識を持った上で勉強できる環境を作りたいと思い、現在の学習塾を開塾するに至りました。

今回は、僕がこれまで培ってきた経験と知識を、お母様方に共有できたらと思います。

算数する写真

【小学校の算数がわからないまま中学生になった結果…】
多くのお母様方が、小学校の算数の学習に対して不安を抱いていると思います。
実際に、小学校の算数をおろそかにすると非常にまずいことになります。

その理由は、算数は他教科に比べて単元ごとのつながりが強く、応用期間が長いからです。
理科、社会、国語は、単元ごとのつながりがそれほど強くないため、わからない単元があっても他の単元学習はうまくいったりすることがあります。

しかし、算数の場合は違います。
足し算引き算掛け算割り算は、中学年、高学年になっても必ず登場します。
図形の計算問題や、割合の計算、分数、小数の計算なども、中学校以降の学習に密接に関わってきます。

なので、小学校の算数でつまずいてしまうと、中学校以降の学習が非常に困難になってしまいます。
中学生になっても分数や小数の計算が苦手なお子さんはたくさんいらっしゃいます。
基礎的な計算が苦手なまま中学校に進学すると、数学の授業が全くわからず、ますます数学嫌いになってしまいます。
そうなると、高校への進学が非常に危うくなってしまうという事態に陥ってしまいます。

もちろんこのような事態は、原因を知った上での未然の対策によって防ぐことが可能です。
今回は、小学校の算数の学習でつまずきやすい3つの単元と、その対策方法についてお話しします。

【1・2年生のつまずき】
まず一つ目の単元は、小学校2年生で学習する『掛け算』です。
小学校2年生から九九の計算を学習しますが、ここでつまずくお子さんは多いです。
そして、九九を覚えないまま放置してしまうと、あとあと大変なことになります…
僕が担当した生徒で、7の段が言えない子がいました。
その塾生は当時中学三年生。
(嘘みたいですが、本当の話です。ちなみに、九九が言えない中学生は毎年1人はいます。)

当然、学校の数学はさっぱりわかりません。
なので学校の単元はひとまず無視して、九九の復習から学習を始めました。

この塾生はきっと小学校2年生から算数の授業に追いつけなくなり、それ以降の算数・数学の授業が苦痛だったに違いありません。
このように、九九の計算はつまずきやすく、後の学習にも響きます。

【家庭でできる、九九の対策方法】
九九の対策方法は、「何回も発音して覚える」です。
なんじゃそりゃ!と言われそうですが、ある程度機械的な暗記が必要な単元は、効率性を追求するよりも、どれだけ量をこなせるかを工夫した方が効果的です。
「いんいちがいち、いんにがに、いんさんがさん…」
という風に1の段から口に出して覚えてもらいます。

この「口に出す=発音する」というのが非常に大切です。
発音することで音と数式が結び付けられ、音から数式を導きやすくなります。

そして、お家の人と一緒に練習するととても効果的です。
タイムアタック形式にしたり、全部言えたらシールがもらえるなど、ゲーム感覚で一緒に楽し見ながら練習に付き合ってあげてください。

【3・4年生のつまずき】
2つ目の単元は、小学校2?6年生で学習する『分数』の単元です。
分数同士の足し算、引き算、掛け算、割り算に加えて文章問題…
計算方法が足し算引き算と掛け算割り算で違ったり、通分と約分のやり方がわからなかったりで、分数でつまずいてしまうお子さんはとても多いです。
そして分数がわからなくなると、図形や割合もわからなくなってしまいます。

さらに、愛媛県の県立私立の高校入試には、分数の計算が出題されます。

・1/6+1/3(2016年度愛媛県立高校入試問題)
・-5/6+2/9(2014年度愛媛県立高校入試問題)
・1/2+3/10(2016年度聖陵高校入試問題)

小学校で習う範囲の計算が高校入試に出題されるということは、高校の学習において分数は非常に重要な単元であるということを証明しています。
つまり「分数ができない」ということは、高校進学において非常に不利になってしまうということなのです。

【家庭でできる、分数の対策方法】
分数については、実際に分割可能なものを使って、具体的なイメージを持ってもらうのが最も有効です。
特にオススメするのが「ひも」を使うことです。
「12センチの長さのひものうち、2センチは何分の何でしょう?」
といった問いかけを、実際にひもを見せながらお子さんに質問するといいでしょう。
ひもなら低コストな上、何度も繰り返し使うことが可能です。
ぜひ試してみてください。

【5・6年生のつまずき】
最後の単元は、小学5年生で学習する『割合』の単元です。
小学5年生になると、割合の他に百分率や歩合といった、物質的でなく抽象的な概念を扱う単元が多くなります。
そして、多くの場合は言葉の理解に問題があったりします。
例えば下の問題を見てみましょう。
「小学校の5年生は120人で、 サッカークラブに入っているのは24人 です。 5年生の人数をもとにしたときの、 サッカークラブの人数の割合を求めましょう。」

もとにしたときの?割合?何をすればいいの?掛け算?割り算?

考えることだらけで頭の中が大混乱です。
このように、文章題になると何の数式を使っていいのか、そもそも割合の言葉の意味がわからないとか、言葉を数式に変換するのが非常に難しくなります。

【家庭でできる、割合の対策方法】
一番有効なのは、日常生活のどこに割合が利用されているのかを知ることです。
ですので、ぜひお買い物に連れて行って、割引商品をたくさん買ってみてください。
もちろん、買う際に「30%引きだから、いくらになるでしょう?」と聞いてみてくださいね。
経済的にも助かる勉強法だと思います笑

勉強する親子の写真

【最後に】
以上、小学生算数のつまずきやすい単元と、その対策をご紹介いたしました。

算数嫌いは、結局のところ『単元を十分に理解できないまま授業が進み、授業についていけなくなること』が最大の原因です。
大切なことは、お子さんが単元を十分に理解できるまで考えらえれる環境と、わからないところを一緒に考えてくれる人がいることです。
じっくり勉強だけに向き合える時間と場所、そして共に問題を解決しようとしてくれる信頼できる大人がそばにいてくれる。
そして問題が解けた時の喜びを理解してくれる大人がいることが、子どもたちの勉強に対する励みとなります。
勉強に集中できる環境と応援してくれる人、それがお子さんの算数嫌いを防ぐ一番の特効薬です。

勉強方法の工夫や効果的な教材など、お子様の学習面でのご相談がありましたら、お気軽に当塾へお問い合わせください。
フェイスブックのメッセージでも相談を受け付けております。
少しでもお子様の教育へご助力できればと思います。

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講師プロフィール

プロフィール画像

学習塾fatalita塾長 末田 健人(すえだ けんと)

愛媛大学大学院課程を修了後、特別支援学級担任を経て、学習塾fatalitaを開塾。『未来を切り開く力を育てる』をモットーに、子どもたちの明るい未来のため日々奮闘中。 学習塾fatalita(ファタリタ)は、「未来を切り拓く力を育てる」を教育理念に掲げ、自立的な学びを追求する学習塾です。
学力よりも、モチベーションの向上に特化した学習塾です。子どもたちの心に寄り添い、彼らの夢の後押しができる塾を目指して日々精進して参ります。

店舗名:学習塾fatalita(ファタリタ)

所在地:松山市鷹子町724-1

メール:info@fatalita-school.com

電話番号:089-906-1549

ホームページ:http://fatalita-school.com/
営業時間 17:00~22:00(平日)
     10:00~17:00(土曜)

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